堀内製油では、化学溶剤(ヘキサン等)を使い油の成分を抽出する「抽出方」ではなく圧力をかけて原料を絞る「圧搾法」を用いて油つくりを行っております。
そして、この圧搾も1度のみ!文字通り一番搾りの油をつくっています。
菜種を始め、ゴマやエゴマ、ツバキを同じく圧搾によって油にしています。
地あぶらとは?
その土地で採れる油脂作物を絞ったものを地あぶらといい、大量生産方式でない油は香り、コクともに個性が出ます。
堀内製油では、昭和22年より変わらない作り方で、自社栽培した熊本県産無農薬の菜種を油にしております。
菜種を収穫後すぐに乾燥させ、その日の気温に応じて焙煎温度を変え、圧搾をおこなっています。全てを機械化するのではなく、それまでの経験を活かした油づくりに徹しています!
SDGs
堀内製油の工場の前には大きな晩白柚があります。晩白柚は大きく育つ為に、土中の栄養分を多く必要としますが、製造過程ででた菜種の搾りかすをたい肥とすることで毎年すくすく育っています。
その土地で生まれたものが土に還り、また別の作物を育てる循環型の産業を体現しています。