〈国産チーズの高まり〉
国産チーズの消費量は10年前に比べて約1.5倍となり、国内のチーズ工房の数は約2倍の300件以上となりました。
熊本県は全国3位の生乳の生産量(R4,2月時点)があり、西日本を代表する酪農地域ではありますが、チーズに使われる生乳はごく一部でほとんどがそのまま牛乳やクリームに加工されて消費されています。
そこで㈱マースでは、阿蘇の麓に広がる益城町の豊かなテロワールを生かし、チーズ作りを通して九州の乳文化発展を担うため製造を始めました。

〈乳へのこだわり〉
安心・安全・おいしさ この3つを追及するために、乳は益城町から10km圏内にある合志町の「石坂ファーム」の乳を100%使用しトレーサビリティに努めています。一般的なチーズ工房では複数の牛舎の乳が混ざったものを使っていますが、乳質や乳成分、管理温度など一元管理された乳だけでチーズを作り安心・安全を実現しています。
もちろんおいしさにもこだわり、石坂ファームで使用される飼料のトウモロコシは自社栽培したものを使い、牧草に関してもオーナー自らアメリカやオーストラリアを視察し品質を確認したものだけを使っています。それだけでなく、乳牛に出来るだけストレスをかけないようにフリーストール形式で飼育し、自動搾乳されたナイトミルクを使用しています。この自動搾乳機は2002年から導入され、24時間365日牛が絞ってほしい時に絞ることができ乳がよりおいしい状態で絞られるだけでなく、、乳房炎の防止やスタッフの労働環境改善にもつながります。さらに、各乳牛にセンサー付きのネックレスがついており個体別・分房別に乳色、電気伝導率、乳温(参考値)、搾乳時間、乳成分(乳タンパク・乳脂肪)等を計測し、異常乳(分房)・異常個体を検知する四方良し!な機械です。

〈マースこれまでの歩み〉
こだわりの素材を活かし、チーズ作りを続け、Japan Cheese Awardでは2016年から2022年まで連続で賞を受賞し、フロマージュフレは2016年にフレッシュプレーン部門で最優秀部門賞(金賞)を受賞いたしました。その際、日本代表としてチーズの本場フランスでの世界大会へ進み評価を受けました。
その他にも、熊本の素材をミックスさせた、オレンジラクトシリーズはデザートチーズという新しい市場で輝きを放っています。
当サイト以外にも、マース直販サイトやホールスクエア熊本(店舗)でも購入できます。
毎回チーズコンクールを受賞している、当店オススメのデザートチーズはこちら!